葬儀とは、曹洞宗の場合、・通夜・授戒・告別式・忌中の「四部構成」です。 

授戒の式の前夜、お通夜を行います。

翌日、授戒の式と告別式と忌中(骨上げ法要)を行います。

それぞれ、立場・年齢・職業・環境によって送る思いは様々かと思いますが

一般的には下記のような意味を持ちます。

★お通夜の意味★

 人生最後のお別れの場です。

 生前、仕事や趣味を通して出会ったのは、深い縁に結ばれての事です。

人生の最後にあたって、深いご縁で結ばれた仲間が集い、亡き人も

見送る私達も、心の中でお礼を言いあって、別れを惜しむ大切な場が

お通夜となります。

生前故人は、葬儀は身うちだけでいいよと遺言を残すケースもあるようです。

ですが、それは家族の事を気遣っての事と思います。

この世を去るにあたって、一人一人の所にお礼に伺う事が出来ないので、

みんなに集っていだいて、人の体がある最後の残り僅かな時間を

共に過ごし、人生にけじめをつける大切な最後の行事がお通夜です。

今までに、誕生日、結婚式、等 節目節目で様々な行事があったかと思いますが、

何よりも大切な意味をもちます。

その大意は、感謝です。

誰しもそれぞれ、様々な苦労を背負いながら必死で生きてきたと思います。

その人生の中で、縁あって出会った大切な方々に、お礼を言って旅立つ場です。

家族の知らない人たちがたくさん集まってくるかもしれません。

ですが、亡き人がお世話になった方々です。

身うちにとっても、故人に代わってお礼を伝えることのできる大切な場に

なる事と思います。

★授戒の意味★

授戒の式とは、手の届かない所に旅立つ大切なご家族を仏様に

         お任せし、成仏を願う大切な式です。

★告別式の意味★

告別式とは、1、喪主が故人の後を受け、その家の先祖を守る主となる事を

          「お誓いし、お披露目する式」です。

          (この事は、旅立つ人がこの世に心配を残すことなく、安心して

          旅立って下さい。私達はしっかりやっていくから大丈夫ですよと

          喪主が故人に代わって挨拶をします。)

★忌中(骨上げ法要)の意味★

荼毘(だび)にふし、お骨を前にしてお参りした後、故人にかわって感謝を

あらわす形として、参詣の方々に「お食事をふるまう法要」です。

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